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199号 「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう) 高田貴美彦

2018/07/23
篠山市の学習塾 レオ

古代中国の季節の表し方、七十二候の一つで、7月17日から22日頃の時期を表すのがこの「鷹乃学習」。
春に産まれた鷹のヒナが羽ばたきをして巣立ちの練習を始める頃です。

  鷹は飼ったことがありませんが、ツバメのヒナは最近までいましたので、ずっと観察していました。

  産まれたてのヒナはすぐに虫を食べ始めます。
親鳥が、小さな虫をつかまえて来ては、ヒナの小さな口に突っ込んでいました。
毎日見ていると少しずつエサのやり方を変えていました。
口の前にもっていき、ヒナが自分で食べるようにする。
目が明いてからは少し離れたところにもっていき自分から食べるようにさせる。
巣立ちの前辺りは、大きなトンボを捕まえてきてヒナの口にぶち込んでおく。

  全て、巣立った後、親鳥と離れて暮らすようになった時、自分でエサを採れるようにするための準備なんでしょうね。

  「習う」という漢字。「羽」に「白」が組み合わさっています。
「羽」はヒナ鳥が羽ばたきのお稽古をする様子。
「白」は色の白ではなく、口の形を表しており、繰り返し口にして覚えるという意味です。
「告白」や「科白(せりふ)」に使われています。

  勉強も同じでしょうね。
初めは手取り足取り教えていたことを自分で復習し、学習していくことが大切です。
また、僕たちもそういう指導をしていかなければなりません。
必ずやってくる巣立ちの時にそなえて。

  うちから巣立っていったツバメのヒナたちが、暑さに負けずに元気にしていたらと願っています。

*前号はこちら==>http://www.sc-leo.co.jp/blog/628.html