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講師ブログ

176号 イチョウの葉 高田貴美彦

2017/12/18
篠山市の学習塾 レオ

教室の近くに、背の高いイチョウの木が1本あります。
前の大型の台風の時には、葉がみんな散ってあたり一面、黄色一色でした。
  秋の終わりから冬の初めにかけて、イチョウの葉が小さな鳥のように、ひらひらと飛んでいるのを見ると季節の移り変わりが感じられます。

  1年おきくらいに、夏休み中に高校2年生の希望者数人を連れて、東京にある大学数校を訪問します。
東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学を中心として各大学に通っているレオのOBOGが学校案内をしてくれます。
  東京大学では、大学主催のキャンパスツアーに参加し構内を案内してもらいます。東京大学のメインを通る「イチョウ並木(なみき)」。

  イチョウは、火除(ひよ)けの木と言われて、火事の時には、幹から水を出し消すんです。だから、東大にはたくさんのイチョウが植えられているんですよ。
校章(こうしょう)のイチョウのマークもここからとったんでしょうね。

  案内の大学生に教えてもらったこの言葉が印象的でした。
確かに、イチョウは防火樹(ぼうかじゅ)として大通りや神社、お寺に植えられています。木が高温で熱せられるとの水蒸気が噴(ふ)き出します。

  先日、東京の神保町(じんぼうちょう)の古本屋さんから聞いた話。

昔の人は、イチョウの葉に防虫効果があることを知っていました。だから古い本のページの裏にイチョウの葉がはさまっていることがあります。
本に対するやさしさですね。

  僕が持っている古書の中にも、ページの裏にイチョウの葉が入っているものが何冊かありました。「しおり」として使ってたのかとも思いましたが、そういう風にして本を大事にしてたんでしょうね。
これも、ハイテク機器を自由自在に使う若い人たちからは、笑われるかもしれませんが。電子書籍では味わえない本の面白さです。

*前号はこちら==>http://www.sc-leo.co.jp/blog/572.html