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171号 ちょっといい話 高田貴美彦

2017/11/13
篠山市の学習塾 レオ

今日は、最近読んだ記事の中で心をぐっとつかまれたもののご紹介。

東京の真ん中にある麹町(こうじまち)中学校。
普通の公立中学校です。校長先生は工藤健一(くどうけんいち)先生。

全校集会ではパワーポイントを使って生徒たちに「プレゼン」し、夏休みに課す宿題は最低限の作文だけ。外部企業や研究者、大学生などを巻き込んだ課外学習もある。

工藤先生の言葉から心に残ったもの。

「中学校は社会で活躍する人材を育てるための場所です。生徒たちが大人になり、人前で話すときに、聞いてくれない相手を叱る人はいません。だから教員が『校長先生の話をちゃんと聞きなさい』と指導する姿なんて見せてはいけない。話を聞いてもらえないのは校長の責任ですよ。言葉は伝わることが大事で、分かりやすく伝えなければ意味がないと考えています。生徒たちが『聞きたい』と思うような話をする。ビジネスの場では当たり前のことですよね」

「多くの教員は勉強することの意味を履き違えてしまっていると思います。だからむやみやたらに宿題を出す。本来の勉強の意味とは、生徒たちが『分かる』『分からない』を自覚し、分からないことを分かるようにすることです。一律に宿題を課せば、すでに分かる状態にある生徒に無駄な時間を強いることになります」
「自分にはすでに分かっている範囲のことなのに、単なる作業として宿題に取り組み提出しなければならない。優秀な成績を収め、『やりたいこと』が明確な生徒にも一律に同じ内容の宿題を課すことが、正しい教育だと言えるでしょうか?」

「私が見てきた限り、宿題を課された生徒は分かる範囲には積極的に取り組みます。しかし残り2割ほどの分からない範囲はやらない。それでも8割はできているから教員はOKを出すんです。これで『宿題を出すというタスク』が完了したことになる。このやり方では学力は伸びません」



「学校は社会で活躍する人材を育てる場所である。そのことは多くの教員が認識しているはずなのに、気づけば学校にとって都合の良い生徒を作ろうとしてしまう。宿題をやらせることが目的になっている。」

  レオがみんな一律(いちりつ)に単なる作業としての宿題を出さないのはここにあります。
もちろん、単語テストに合格しなかったための課題としての宿題はあります。
「なんで何回も単語や熟語を書かなければならないんですか?」
生徒さんや保護者様からたまに聞く質問です。
答は簡単。
僕はいつもこう答えます。

「勉強しなくてはならない量は決まっています。単語テストで合格した生徒はテストを受ける前に読んだり、書いたりして覚えています。テストで不合格の生徒はこれが出来ていません。だからテストが終わってから書いて覚えてもらいます。次からは、テストの前に書いて勉強してもらうようにします。そうすれば必ず合格しますよ。」

  生徒さんも納得するから勉強します。
先週から中学生コースでは、チャンピオンテストが始まりました。
期末テスト対策の第1歩です。
他の科目についても、少し前の「余裕」の中で詳しく述べました。
テストまでちょうど2週間。
頑張っていきましょうね。