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Viva Mariko Blog No.60 長田 真理子

2017/10/09
篠山市の学習塾 レオ

Viva Mariko Blog No.59 長田 真理子

Hidden Figures 〜知られざる人たち〜  日本での題名 "Dream"

 Pirate of Caribbeanのキャプテンジャックスパローも大好きだけれど、今日は心を打たれた映画の紹介です。
数学とか科学には全く縁の無い私ですが、何故かしらNASAや日本のJAXA の名を聞くと心が躍ります。きっと信じた夢はそこでは叶うからでしょう。
そのNASAで活躍した3人の黒人女性数学者たちの実話が映画化された"Hidden Figures"
日本題名 "Dream"を鑑賞してきました。

 東西冷戦下の1961年代 ジョンF ケネディーがアメリカの大統領だった頃、ロシアとアメリカはどちらが先に人を乗せてロケットを飛ばせるかを競い合っていた時代にNASAを支えた3人の実在する黒人(African-American) 女性数学者たちの涙涙のストーリーです。

 宇宙飛行士グレンがアメリカ初の地球周回軌道を飛行した時に、その最後の決断を依頼されたのがこの映画の主人公の女性数学者です。IBMのコンピューターではなく、膨大な計算をやり遂げた彼女がグレンを無事地球に帰還させたのです。凄いですね。
 
 NASAで初めてIBMのコンピューターが導入されたのもこの時。このコンピューターのプログラミングを最初にやり遂げたのももう一人の女性。3人目の女性は差別で白人しか取れなかった学位をとるため裁判で争い、学ぶ権利を勝ち取り 航空宇宙科学エンジニアになりました。

 当時アメリカでは、人種差別があり黒人と白人のいる場所は区別され、コーヒーを飲むのも別、トイレも別、図書館や学校まで差別されていました。そんな苦境の中この3人の果敢な数学者たちは自分の信念を貫き、前を見据え夢を持ち続けたのです。

 人種差別という壁の厚さ、それを乗り越え信念を貫き通す姿に同じ女性として感動しました。そして最後に頼るのはやはりコンピューターではなく、経験を積んだ人間の頭脳。
 女性が数学に関して男性より劣っているという通念を覆した点でもこの映画は痛快です。
宇宙好きの人、数学が好きな人も嫌いな人も、夢を貫きたい人にはお薦めの映画です。

*前号はこちら==>http://www.sc-leo.co.jp/blog/536.html