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講師ブログ

157号 ペトリコール 高田貴美彦

2017/07/03
篠山市の学習塾 レオ

今から40年も前のこと。
僕が中学校1年生の時、ちょうど今頃の理科の時間。
生物(せいぶつ)で植物を習っていました。
白衣(はくい)を着た、おじいちゃん先生が誰かの質問に答えて、
「雑草(ざっそう)という名の草はありません。この世に存在するものには全て名前がついているんです。」とかなり強い口調(くちょう)でおっしゃいました。

  実験用の白衣だけでも、「さすが中学校の先生はすごい人。」とそれだけで尊敬していた上に、やけに科学的に聞こえる答だったので、理科が好きになりました。
  国語では、「名もない道端(みちばた)の花」なんてよく出てきますが、理科ではダメなんですよね。

  これも、ちょうど今位の時期。お天気が続き、乾燥(かんそう)した土の上に雨が降った後のにおい。アスファルトの道に水をまいてもにおってきます。
日光をいっぱい浴びた土や草のもわっとしたにおい。僕は好きです。

  このにおいのことを「ペトリコール」といいます。ギリシャ語で「石のエッセンス」という名。やっぱり名もないものなんてこの世に存在しないなって思えてきますよね。
「何でだろうな?」と色々な物ごとに疑問を持つことが理科好きになる近道かなと思います。

  8月、小学生から高校3年生まで、様々な形で「理科」の学習会を実施しています。理系大学生OB・OGも講師としてきます。色んな「何でだろう?」を聞いてみて下さい。参加をお待ちしています。

*前号はこちら==>http://www.sc-leo.co.jp/blog/512.html